車売却にまつわる都市伝説

車の売却は車を持たなければ経験できませんし、経験するにしても人生で数えるくらいです。そんな、あまり分からない世界なので車売却にまつわる都市伝説が色々あります。高額査定を勝ち取る為に、そんな都市伝説を紐解きます。

色は白や黒が有利？

一般的に、白や黒といったナチュラルカラーの方が高額査定になりやすいと言われますが、これは間違いではありません。人によっては、黄色や赤など派手な色を好みますが人気があるのはナチュラルカラーです。
つまり、派手なカラーの車を積極的に買い取っても売れ残ってしまう可能性があります。売れ残りは何とか防げたとしても、値下げせざるを得ない状況になれば利益は減ります。ナチュラルカラーの車は、焦って値下げをしなくてもどこかのタイミングで売れるので余裕を持って待ち構えれば良いだけです。このように、派手なカラーの車は業者側が利益を失いかねないので、ナチュラルカラーよりも査定が辛くなってしまうのは不思議ではありません。

改造車は不利？

改造車はなかなか高値がつかないとされていますが、こちらも間違いではありません。改造車は、ほとんど需要がないので業者にとっては非常にリスクがあります。通常の業者ではなく、改造車を専門に扱っているような業者に査定をお願いするのがセオリーです。それだけ改造車に強ければ、再び売る為のノウハウを有しているのでビジネスがしっかり成立します。
もし改造車を一般的な業者に売る場合は、改造した部分を普通の状態に戻すと良いです。修理歴が生じるのは仕方ありませんが、普通の状態に戻せば断られることなく交渉できます。
ただ、普通車に戻す為にお金を使いすぎると、売った時にマイナス分を取り戻せないという事態になるので注意します。

事故車は敬遠される？

世の中を走っている中古自動車の中には、事故を経験した車もたくさん走っています。事故によって故障した部分を修理すれば、理屈上は問題無く走れるからです。しかし、事故はネガティブな出来事なので敬遠されるか心配になるのも無理はありません。
実際は、敬遠される部分もありますが歓迎の一面もあります。事故車は修理歴があり、どうしてもピカピカの状態にはならず魅力が下がるからです。同時に、非常に安く買い取れる可能性を秘めているので業者は目を光らせます。事故車を買取に出す人は、ほとんど高額査定を期待しておらず事故を起こした車だから仕方ないと査定額に納得しやすいです。その部分に業者がつけ入って安く買おうとするので、売る側は事故車でも卑下してはいけません。