車ディーラーとの交渉術


これまで乗ってきた愛車を高価でディーラーに買い取ってもらうためには、ちょっとしたコツがあります。どのように交渉すれば、高く買い取ってもらえるのか、まとめてみましたのでご紹介します。是非、参考にしてみてください。

 

交渉する業者を絞り込む!

ディーラーでの車の買取は一般的にあまり高価になりません。しかし、交渉次第で少しでも高額で買い取ってもらうことも可能です。最初に自分の車の買取価格の相場を調べましょう。色々な店舗に行って見積もりを取ってもらうのは少々面倒ですので、インターネットの「無料一括査定サイト」を利用すると便利です。大手の中古車買取店の見積もりを簡単に調べることができます。その情報を元に、最低5社から10社程度のディーラーを回ってみましょう。その際には、無料一括査定サイトにて調べた価格を交渉材料にしてみるとうまくいきます。数多くのディーラーを回った後で、比較的高価買取してくれるディーラを3社程度に絞り込み、交渉を進めてゆくと良いでしょう。絞り込む理由は、3社以上と交渉するのは体力を消耗しますし、3社交渉しても5社交渉しても結果的には査定価格はあまり変わらないからです。

 

交渉はスピーディーに!

交渉を長引かせると、逆効果になってしまうことがあるので、スピーディーに交渉を進めるようにしましょう。時間をかけて粘ったからと行って、査定価格が飛躍的に上がるということはありません。営業マンとお互いに気持ちよく交渉をするめるためにも、引き際をしっかりと見極め、しつこいとう印象を持たれないようにするのがポイントです。目安としては、1社あたり、実車査定と1回訪問の2往復程度で良いでしょう。面倒であれば、2回目の訪問は電話で済ませるのも良いです。引き際を見極めるポイントとしては、業者がしぶりながらも、数千円単位にて価格を上乗せしたタイミングです。そのような状態になったら、そろそろ限界と判断した方が良いでしょう。

 

車のアピールや洗車は不要

ディーラーの人は、車がどのような状態で使用してきたかは、車を見ればすぐに見抜けます。そのため、いかに大事に乗ってきたかや、綺麗に洗車をするなど、車を綺麗に見せるアピールをする必要はありません。
もともと、査定は一定のチェックポイントを、審査基準に従ってチェックしてゆきます。どんなに口頭でアピールしたとしても、それは査定価格には影響を与えません。
また、綺麗に洗車をして行くと、ボディーについた細かな傷を見つけやすくなります。これはディーラーの判定者が車の減点材料を見つけやすくなり、売り手にとっては損になってしまいます。特別な事情がない限り、車を洗車せず普段のままの状態で査定してもらうのが得策と言えるでしょう。